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冬の肌

空気がすっかり冷えて乾燥を感じる季節になりました。

洋服を衣替えするように、スキンケアも衣替えするタイミングです。

 

冬の肌は、「乾燥」「血行不良(冷え)」という二大ダメージにさらされます。

この時期のケアは、「保湿・防御・温活」を徹底することが鍵です。

 

 

1.乾燥を徹底的に防ぐ

冬の乾燥した外気と、暖房による室内の乾燥によって、肌の水分が奪われバリア機能が低下します。

 

🍂クレンジング・洗顔を見直す

・ぬるま湯(32℃~34℃)

熱いお湯は肌の保湿成分(セラミド)を溶かし出し、乾燥を加速させます。

・ミルク・クリームタイプ

洗浄力が強すぎないミルクやクリームタイプのクレンジングに切り替え、必要な皮脂まで奪わないようにします。

 

🍂水分と油分の二重構造で守る

乾燥している冬の肌は「水分」と「油分」の両方が不足しています。どちらか一方だけでなく、両方を補うことが重要です。

水分補給(与える):ヒアルロン酸セラミドアミノ酸(NMF)など、水分を抱え込む成分配合の化粧水や美容液を重ね付けし、肌を内側から整えます。

油分でフタ(守る):クリームやオイルは、化粧水で与えた水分を閉じ込め、外部刺激から肌を守る「保護膜」の役割を果たします

乾燥により肌にかゆみや刺激がある場合はワセリンなどの保護力が高い油分を薄く塗るのも有効です。

 

 

2.血行を促し代謝を高める「温活ケア」

寒さで血行が悪くなると、肌に栄養が届きにくくなり、くすみやハリ不足、乾燥が悪化します。

 

♨入浴

・入浴:熱すぎるお風呂は肌を乾燥させるため、38℃~40℃のぬるめのお湯に10分~15分程度ゆっくり浸かり、体の芯から温まりましょう。

 

🥕体を温めるための食事

・血行を良くし、冷えを防ぐ食材を意識して取り入れましょう。

・根菜類(ごぼう、にんじん、大根など)、発酵食品(味噌、納豆)、生姜、唐辛子、にんにくなどが体を温めるのを助けます。

 

 

3.冬の隠れたダメージから肌を守る

暖房と湿度対策

・暖房は空気を乾燥させ、肌の水分を一気に奪います。室内の湿度が50%~60%になるよう加湿器などを利用しましょう。

・乾燥対策として、日中も美容液ミストやクリーム、オイルなどで肌のうるおいを補いましょう。

紫外線対策

冬でも紫外線(特にシワやたるみの原因になるUVA波)は窓ガラスを透過して肌に届いてしまいます。

 

・日焼け止めは冬も欠かさず使用しましょう。

日常使いならSPF10~30、PA++程度が目安です。

スキーなど雪のある場所ではSPF40、PA+++以上のものを選ぶのが安心です。

 

・マスクやマフラーによる摩擦もシミや赤みの原因になるため、肌に当たる部分はシルクや柔らかい素材を選ぶのもおすすめです。

 

冬の乾燥対策はとにかく乾燥している時間を作らないこと。

補い守ることが重要です。

過酷な冬を乗り切るための参考となればうれしいです。

 

次回はおすすめのアイテムをご紹介します。

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